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文献詳細

雑誌文献

病院36巻2号

1977年02月発行

文献概要

病院の窓

天下り院長の功罪

著者: 守屋博1

所属機関: 1順天堂大学

ページ範囲:P.17 - P.17

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 病院活動の成否を決定するものは,その集団組織力の威力のいかんによるものである.集団の中心は何といっても院長でなければならぬ.院長の采配いかんによって,病院活動が伸びるも止まるも,我々はしばしば目にしているところである.
 院長の起用にはいろいろのパターンがあるが母校の停年教授をそのままもらってくるのもその一つであり,むしろ一番多いケースではないだろうか.大学の有力関連病院の場合に見られる.これらの有力病院は,各大学にとって付属病院と同様に研究,教育の場であり,各部長は教授級の大物を配置しているので,当然大学の大物教授を充てねばおさまらぬ.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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