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病院建築・92
所沢市市民医療センター
著者: 浦良一1 波多野雅彦2
所属機関: 1明治大学 2建築計画総合研究所
ページ範囲:P.65 - P.70
文献購入ページに移動市民医療センターの前身,市立所沢病院は,昭和5年に伝染病院として開設されたものである.その後,一般患者に対する診療もあわせて行われるようになったが,最近にいたってその老朽化は著しく,市民の間から,都市化に伴う救急医療体制の確立と医療施設の整備・充実が強く望まれるようになった.
そこでここにあった国立所沢病院の移転新築を契機として,跡地(27,218 m2)を利用した新病院の建設が企画され,市民医療センターが発足した.私はその設計に参加する機会が与えられたので,以下本医療センターの設計上問題となった諸点について述べたい.
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