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文献詳細

雑誌文献

病院36巻3号

1977年03月発行

文献概要

特集 勤務医

公的病院における勤務医—農山村病院の特殊性

著者: 冨田重良1

所属機関: 1兵庫県立柏原病院

ページ範囲:P.23 - P.28

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 公的病院としては,都道府県,市町村の設立になる公立病院のほかに,日赤,済生会,北海道社会事業協会,厚生連,国保連の経営する病院があり,さらに広義には共済組合,健康保険組合等が設立したもの,また国立,公社立はもちろん,国費で設置された社会保険病院,厚生年金病院,船員保険病院などが含められ,その立地条件も大都会,中小都市,農村とさまざまで,その規模内容も多岐にわたっている.
 したがって,県立病院にしか勤務したことのない私にとって,この表題で公的病院の勤務医像全般にわたって代弁しうる自信は毛頭ないが,幸いに,都会地の高度医療機能病院である兵庫県立尼崎病院に在籍した経験もあり,かつ,現在もっとも問題を抱えた農山村病院たる県立柏原病院に勤めているので,同じ公的病院でありながら性格のまったく異なるこの2病院を対比させて,公的病院における勤務医像の一端に触れてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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