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文献詳細

雑誌文献

病院36巻3号

1977年03月発行

文献概要

特集 勤務医

大学病院における勤務医—慶応大学病院の場合

著者: 熊谷義也1

所属機関: 1慶応大学付属病院外科

ページ範囲:P.34 - P.35

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大学病院の機能
 大学病院における医師の役割は大別して,4つに分けられる,主なる業務は無論「診療」であるが,他に「学生教育」と「研究」があり,これらを総合して運営させる「管理運営」がある.これに卒後の教育を加えると正確には5つの役割があると考えてよいだろう.
 それでは,これらの5つの役割ごとに医師が配属されているのかと言えば,そうではない.それらの役割のどれかに重点をおいて,各人が研究,教育,診療の3つの大きな役割を重複してこなしているのが現状であり,しかもそうでなくてはならない.教育だけをして診療も研究もしないという人は,よほどの高齢者を除いては考えられないし,研究だけをしていればよいという人もいなかろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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