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文献詳細

雑誌文献

病院36巻3号

1977年03月発行

院内管理のレベル・アップ 診療録

カルテを「利用」するために・2

MDカラーコードによるファイリング

著者: 伊藤雄次1

所属機関: 1北里大学病院病歴センター

ページ範囲:P.56 - P.57

文献概要

はじめに
当院で採用しているカラーコードに基づいた中間位桁分類法(MiddleDigit Filing System)は末位桁分類法(Terminal Digit Filing Sys-tem)と同じくかなり以前から欧米諸国の保険会社,一般企業等の資料管理の最良の方法として普遍化していたが,簡単で,迅速性があり,正確なファイリングができる利点を,大量の診療記録を有する大病院が注目し,1951年ごろからそれを採用し,現在では数多くの病院によってこのシステムが用いられている,わが国においてもこの数年来,新設医大病院を中心にこれらの方法が採用され運用されており,かなり一般化しているが,まる5年の使用例を持つ当院の使用報告を兼ね大方のご批判をあおぎたい.(なお文中に用いる中間位桁分類法はMDとし,末位桁分類法をTDと略す.)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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