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文献詳細

雑誌文献

病院36巻4号

1977年04月発行

文献概要

診療行為の危険のチェック

検体検査における危険

著者: 中野栄二1 土屋俊夫1

所属機関: 1日本大学医学部臨床病理学

ページ範囲:P.26 - P.27

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 臨床検査には,患者から得られる検査材料(検体)について行う検査と,患者自身を対象として行う検査があり,前者は検体検査,後者は生体検査(生理機能検査)と呼ばれている.検体には尿,便,疾などのように患者自身が排出するもの,血液,髄液,胃液などの医師,看護婦,臨床検査技師が患者から採取する検体があり,検査科にはさまざまな種類の検体が送られてくる.検体検査の危険には,検体の採取,検査精度,事務的な行為などにおける危険および臨床検査技師など検体を取扱う人の業務上の危険が含まれている.それぞれの危険に対してどのようにチェックしたらよいか,その対策について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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