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病院とリハビリテーション
脊髄損傷者の社会復帰について
著者: 堀口銀二郎12
所属機関: 1堀口整形外科病院 2琴の浦リハビリテーションセンター
ページ範囲:P.27 - P.30
文献購入ページに移動 脊髄損傷の治療については,整形外科を中心としてすでにある程度の成績をおさめている.また,リハビリテーションにおける基本的な原則や方法論は,すでに多くの専門書に記載され発表されている.が,なお多くの問題を残している。また,脊髄損傷といっても上位損傷,特に頸髄損傷の場合は極めてむずかしい条件が伴ってくる.四肢,体幹の完全麻痺は,現在の医療ではまさに不治の疾病といわざるを得ない.まして,これらの人々の社会復帰という点に関しては,欧米のそれに比して未だ大きな格差のあることは事実である.
本論文においては,脊髄損傷者を中心として,重度身体障害者の社会復帰に関し私見を述べたいと思う.
本論文においては,脊髄損傷者を中心として,重度身体障害者の社会復帰に関し私見を述べたいと思う.
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