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アルコール症基幹施設として—期待される国立療養所久里浜病院
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ページ範囲:P.9 - P.14
文献購入ページに移動国療久里浜病院は,戦前は海軍病院,戦後は一時期結核を主とし,その後精神病を中心とした総合病院という歴史をもっが,病院のアルコール症との出会いは,昭和38年,專門病棟(37床)の開設に始まる.それ以後,一般的に"久里浜方式"と呼ばれる開放病棟方式で集団精神療法を用いる独自の治療法を生み出し,さらに本年5月には特殊診療棟(15床)を開設して,全国唯一のアルコール症基幹施設としてアルコール症の診療・研究に携わるとともに医療関係者に対する教育・研修に乗り出そうとしている.
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