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今月の本棚
—上野 高正著—「薬局管理」
著者: 堀岡正義12
所属機関: 1九州大学病院薬剤部 2九州大学
ページ範囲:P.67 - P.67
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永年の研究と体験の成果
「これまで米国でも日本でも病院管理学のなかで薬局管理は置き去りにされる傾向があった.そこでわが国の病院薬局管理を病院薬剤師自身で考えるために,昭和38年日本薬学会年会に病院薬局管理部会が生まれて研究が進められた.最近に至り病院薬局管理の大系もようやく一つの形をなすようになってきたので,これまでの経過をふまえ,ここに『薬局管理』としてまとめてみることとした」と本書の序文に記されている.
著者の上野高正先生は長年病院薬局長として勤務され,昭和32年よりは虎の門病院薬剤部長の職にあり,この間日本病院薬剤師会会長,日本薬学会薬剤学委員会部会長として,文字通りわが国病院薬局最高の指導者である.それだけに今回同氏永年の研究と体験の成果を本書にまとめられたことはまことに意義深く,正に待望の書の感がある.
永年の研究と体験の成果
「これまで米国でも日本でも病院管理学のなかで薬局管理は置き去りにされる傾向があった.そこでわが国の病院薬局管理を病院薬剤師自身で考えるために,昭和38年日本薬学会年会に病院薬局管理部会が生まれて研究が進められた.最近に至り病院薬局管理の大系もようやく一つの形をなすようになってきたので,これまでの経過をふまえ,ここに『薬局管理』としてまとめてみることとした」と本書の序文に記されている.
著者の上野高正先生は長年病院薬局長として勤務され,昭和32年よりは虎の門病院薬剤部長の職にあり,この間日本病院薬剤師会会長,日本薬学会薬剤学委員会部会長として,文字通りわが国病院薬局最高の指導者である.それだけに今回同氏永年の研究と体験の成果を本書にまとめられたことはまことに意義深く,正に待望の書の感がある.
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