文献詳細
文献概要
特集 医療チームとしての栄養部門 代表疾患にみる栄養指導の意義
高血圧症・動脈硬化症
著者: 福島摂子1
所属機関: 1東京歯科大学市川病院・栄養科
ページ範囲:P.907 - P.908
文献購入ページに移動成人病の治療や予防のための食事療法は,型にはまった厳しい制限の食事を実施するのでは長続きせず,短期間になることが多くみられます.食事による治療は,薬物療法とは異なり,短期間に速い効果を期待することは不可能なことといえるでしょう.個々に合った食事療法を生涯継続できるよう努力していかなければなりません.それには好きなものだけをたくさん食べて良いということではなく,食品の特徴を考えて,身体に必要なものを,その人に必要な量だけ,いろいろな種類を上手に組み合わせて食べることが大切なのです.
掲載誌情報