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特集 CCUの現状とその経済性
CCUの経済性に関する問題点—医師の立場から
著者: 大林完二1 西邑信男1
所属機関: 1日本医科大学救急救命センター
ページ範囲:P.984 - P.986
文献購入ページに移動はじめに
1962年米国とカナダでCCUが創設されて以来,その普及は著しく,欧米はもちろん,わが国においても数多くのCCUが現在活動している.東京都内だけでも,その数20余という.しかし,一方,開設はしたもののスタッフの確保が難しい,患者数が少ない,採算が合わないなどの理由でその維持が困難で,CCU本来の活動を行いえないという施設も多いと聞く.いずれにしても,わが国のCCUの歴史は未だ浅く,一般開業医や,国民の心筋梗塞や,CCUについての関心や理解も深いとはいいがたく,CCUの真価が十分発揮されえないでいるのが現状であろう.
近年,ようやく救急医療システムの充実が叫ばれてき,大都市ではCCUのネットワークの整備,充実について,機会あるごとに討議されるに至ったことは喜ばしいことである.
1962年米国とカナダでCCUが創設されて以来,その普及は著しく,欧米はもちろん,わが国においても数多くのCCUが現在活動している.東京都内だけでも,その数20余という.しかし,一方,開設はしたもののスタッフの確保が難しい,患者数が少ない,採算が合わないなどの理由でその維持が困難で,CCU本来の活動を行いえないという施設も多いと聞く.いずれにしても,わが国のCCUの歴史は未だ浅く,一般開業医や,国民の心筋梗塞や,CCUについての関心や理解も深いとはいいがたく,CCUの真価が十分発揮されえないでいるのが現状であろう.
近年,ようやく救急医療システムの充実が叫ばれてき,大都市ではCCUのネットワークの整備,充実について,機会あるごとに討議されるに至ったことは喜ばしいことである.
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