icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院37巻12号

1978年12月発行

文献概要

院内管理のレベル・アップ 滅菌・消毒 感染管理の理論と実際・6

滅菌・消毒の実際(2)

著者: 川北祐幸1

所属機関: 1順天堂大学,病院管理学

ページ範囲:P.1014 - P.1015

文献購入ページに移動
感染病棟における滅菌・消毒
 室内全体の消毒をする必要が生ずることはままある.重症感染症の患者が入っていた時,ICU,新生児室などで,院内感染率の高くなった時などは,今まで述べたような部分的手段では駄目で,室全体を消毒しなくてはならない.
 方法としては,酸化エチレンガスとホルムアルデヒドガスを用いる方法があるが,酸化エチレンガスによる滅菌・消毒は,引火性,毒性などのほか,加湿,加温の条件が,滅菌効果を大きく左右するので,室内に利用することは実際的に困難である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?