文献詳細
文献概要
院内管理のレベル・アップ 滅菌・消毒 感染管理の理論と実際・6
滅菌・消毒の実際(2)
著者: 川北祐幸1
所属機関: 1順天堂大学,病院管理学
ページ範囲:P.1014 - P.1015
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室内全体の消毒をする必要が生ずることはままある.重症感染症の患者が入っていた時,ICU,新生児室などで,院内感染率の高くなった時などは,今まで述べたような部分的手段では駄目で,室全体を消毒しなくてはならない.
方法としては,酸化エチレンガスとホルムアルデヒドガスを用いる方法があるが,酸化エチレンガスによる滅菌・消毒は,引火性,毒性などのほか,加湿,加温の条件が,滅菌効果を大きく左右するので,室内に利用することは実際的に困難である.
室内全体の消毒をする必要が生ずることはままある.重症感染症の患者が入っていた時,ICU,新生児室などで,院内感染率の高くなった時などは,今まで述べたような部分的手段では駄目で,室全体を消毒しなくてはならない.
方法としては,酸化エチレンガスとホルムアルデヒドガスを用いる方法があるが,酸化エチレンガスによる滅菌・消毒は,引火性,毒性などのほか,加湿,加温の条件が,滅菌効果を大きく左右するので,室内に利用することは実際的に困難である.
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