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文献詳細

雑誌文献

病院37巻2号

1978年02月発行

文献概要

院内管理のレベル・アップ 診療 医療業務の標準化・7

医療評価

著者: 榊田博1

所属機関: 1京都産業大学

ページ範囲:P.138 - P.139

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1.医療評価の意義
 医療の質的向上を図るためには医療評価が実施されねばならない.医療の内容が目標に到達したか否かを評価することにより,医療の質を改善する新しい目標が与えられる.
 弓削1)は全国140の研修指定病院にアンケートを送って調査し,12の標準項目について平均数値を算出した.これをわが国での普遍妥当な資料に基づいた診療評価の設定への先駆とした.また,医療の内容を評価する資料によって,病院の医療を監査することを提唱した.永沢2)らも,病院における各専門職能実務を定め,それとの比較において医療の質を客観的に評価することは,患者のための医療の確立に寄与することを強調している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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