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文献詳細

雑誌文献

病院37巻4号

1978年04月発行

文献概要

院内管理のレベル・アップ 労務 労務管理の考え方・3

三等院長の経験—地方病院の労務管理(1)

著者: 籾井真美1

所属機関: 1東国東広域国保総合病院

ページ範囲:P.312 - P.313

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「運用之妙在一心」
 労務管理は病院管理の一部であって,病院管理の近代化なくしては,労務管理の近代化もありえない.「労務管理」は「人間管理」のように思えて,院長としては最もニガ手とする部門ではなかろうか.
 欧米では病院管理学を専門に学んだ事務系の人が院長であり,医師は診療部長として協力しているのに比べ,日本では病院管理の素人の医師が院長になり,しかも(公立の)地方病院では多くの場合,補佐をする事務長までが病院管理の素人で,その上短期間で交代するため,病院管理の専門家からみれば,誠にあぶなかしいありさまともいえよう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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