文献詳細
文献概要
院内管理のレベル・アップ 労務 労務管理の考え方・3
三等院長の経験—地方病院の労務管理(1)
著者: 籾井真美1
所属機関: 1東国東広域国保総合病院
ページ範囲:P.312 - P.313
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労務管理は病院管理の一部であって,病院管理の近代化なくしては,労務管理の近代化もありえない.「労務管理」は「人間管理」のように思えて,院長としては最もニガ手とする部門ではなかろうか.
欧米では病院管理学を専門に学んだ事務系の人が院長であり,医師は診療部長として協力しているのに比べ,日本では病院管理の素人の医師が院長になり,しかも(公立の)地方病院では多くの場合,補佐をする事務長までが病院管理の素人で,その上短期間で交代するため,病院管理の専門家からみれば,誠にあぶなかしいありさまともいえよう.
労務管理は病院管理の一部であって,病院管理の近代化なくしては,労務管理の近代化もありえない.「労務管理」は「人間管理」のように思えて,院長としては最もニガ手とする部門ではなかろうか.
欧米では病院管理学を専門に学んだ事務系の人が院長であり,医師は診療部長として協力しているのに比べ,日本では病院管理の素人の医師が院長になり,しかも(公立の)地方病院では多くの場合,補佐をする事務長までが病院管理の素人で,その上短期間で交代するため,病院管理の専門家からみれば,誠にあぶなかしいありさまともいえよう.
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