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文献詳細

雑誌文献

病院37巻6号

1978年06月発行

文献概要

特集 医療費改定の分析と批判

医療費改定の意義と方向

著者: 前田信雄1

所属機関: 1国立公衆衛生院衛生行政学部

ページ範囲:P.469 - P.471

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 昭和53年2月の医療費改定が今後の医療にどういう影響を及ぼすかについて書いてほしい,というのが編集部からの要望である.一種の予測が入るトピックである.また,割合多方面のことに及びかねないテーマである.限られたページ数なので,問題をしぼることにしたい.
 医療費は,医療行為にたいする支払いのことである.つまり,使われた費用なり労働力なりへの対価のことだが,究極的には,「必要で」「質の保証された」良い医療の普及や実現を日指すものである.単に金銭的支払額の多い少ない,という商行為や生産活動と違うものをもっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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