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文献詳細

雑誌文献

病院37巻8号

1978年08月発行

文献概要

地方の病院から

病院と保健活動—岩手県・国保総合水沢病院

著者: 中島達雄1

所属機関: 1国保総合水沢病院

ページ範囲:P.657 - P.657

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 水沢病院は昭和26年開設以来いろいろな迂余曲折を経て内科・外科・耳鼻科・小児科の43床から,現在の総合病院340床になった.その性格は水沢市国保総合水沢病院であるが,水沢市の国保人口が40%を割っているため,市立病院としての機能を果たしている.さらに水沢市には,歴史の古い県立病院があるため,お互いの機能分担も幾分考慮している.私は昭和37年に院長に就任したが,水沢市民の健康を守るために,診療以外に水沢市国保課と協力して市民のための保健活動をすすめるべきであると考え,水沢病院の目標として診療活動と保健活動を二本の柱として運営してきた.
 なお,岩手県には市町村立国保診療施設の医師で組織している岩手地域医療研究会があるが,水沢病院はその親病院として岩手全県にわたる保健活動の企画にも参画している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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