文献詳細
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文献概要
浅間・荒船等の麗峰奇山を臨み,名川千曲川の両岸に展けた佐久平は,標高700m,"暮れ行けば浅間も見えず,歌哀し佐久の草笛"と藤村にも詠われた有情の高原である.その中心佐久市は面積193km2,人口約6万,その60パーセントが農業に従事する文字通りの田園都市である.しかし,この牧歌的舞台に演じられた佐久市立国保浅間総合病院の医療活動は,市・住民と一体になった極めて人間的なドラマである.その数々の業績は,昭和51年,第28回保健文化賞受賞というかたちでも高く評価されている.
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