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文献詳細

雑誌文献

病院38巻10号

1979年10月発行

文献概要

ホスピタル・トピックス

—家庭用電気製品のおもしろい応用例—細菌検査室における電子レンジ

著者: 水野映二1 森伴雄1

所属機関: 1三井記念病院中検

ページ範囲:P.856 - P.856

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 培地は細菌検査に欠くことのできないもので,使用目的により,増菌培地,分離培地,確認培地などがある.これらの培地は一般に検査材料別,菌種別にいくつか組み合わせて目的とする原因菌の分離,同定検査,薬剤感受性検査に用いる.
 現在,ほとんどの培地は乾燥粉末として市販されており,平板培地をつくる際はこれを精製水に溶解して滅菌後,滅菌シャーレに注いで固める.また試験管につくる培地(確認培地など)は一度加温溶解して試験管に必要量を分注後に滅菌する.いずれの場合も加温溶解が必要で,そのために電子レンジを用いると便利である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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