文献詳細
文献概要
統計のページ 病院の原価管理・8
放射線部門の原価計算
著者: 黒田幸男1
所属機関: 1済生会中央病院
ページ範囲:P.858 - P.859
文献購入ページに移動 採算性放射線部門の採算性は調査期間中の数次にわたる点数改定および稼働率の向上により年次を追うに従い好転しつつある.放射線総合の48年では収益対比で22.8%の欠損額であったが,50年ではそれが48.5%と大幅に増え,52年調査時になってようやく26.3%の黒字収支に転じている.これを損益分岐点でみたものが図46である.
各調査月の損益分岐点収益は48年では4,950千円,50年7,845千円となり,それぞれの収益不足額は1,937千円(不足率25.8%),4,155千円(不足率53%)にも達していた.
各調査月の損益分岐点収益は48年では4,950千円,50年7,845千円となり,それぞれの収益不足額は1,937千円(不足率25.8%),4,155千円(不足率53%)にも達していた.
掲載誌情報