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文献詳細

雑誌文献

病院38巻12号

1979年12月発行

文献概要

統計のページ 病院の原価管理・10

補助部門の原価計算(2)

著者: 黒田幸男1

所属機関: 1済生会中央病院

ページ範囲:P.1026 - P.1027

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補助部門職員数と原価
 病院の職員数は5年で3.6%増加しているが,補助部門は実数で8人(8.2%)(図55)増えている.もっとも,そのうちの6人(6.1%)は当院原価計算の都合により52年調査時に救急部門を主部門より補助部門に移したことが原因である.職員構成は特設部門である看護学院の拡大に伴う増員が主である他は変化は少ない.職員総数に対する補助部門職員の割合(図56)は18〜20%である.
 補助部門が直接費消する原価の構成は図57,58のとおりである.一般管理及び洗濯・リネンの経費には委託業務費が含まれているため原価に占める割合は高いが,その他の部門は原価のほとんどが給与費である.原価の上昇率(表38)は中材が最も高く2〜3倍であり,洗濯・リネン,医事がそれに次いでいる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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