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文献詳細

雑誌文献

病院38巻12号

1979年12月発行

文献概要

実務のポイント 施設

停電時の対策

著者: 清水昭三1 入江完2 田中清2

所属機関: 1日本大学駿河台病院管財課施設係 2日本大学駿河台病院管財課

ページ範囲:P.1034 - P.1035

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 現在,停電としては,地震時など危急の災害発生が心配されるが,その場合,商用停電と院内停電とがあろう.商用の場合は,当院では電圧発電機を運転し送電することになるが発電機用エンジンは水冷式を使用しているので冷却水に関して問題になる.当院では当初井戸水を冷却水として使用していたが,東京都の井戸水扱上げ規制のために現在は市水を使用している.しかし,災害発生時には,市水が断水されると思われるので,病院等の特別な施設に対しては既設の井戸の使用を認めるべきではないだろうか.関係諸官庁のご一考を本誌を借りてお願いしたい.
 なお,当院の現在の電気設備は電圧6kV,設備容量2,200kVA,契約電力810kWで電圧発電機回路の故障を考慮し,最近200V,発電容量150kVAの低圧発電機を設置した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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