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文献詳細

雑誌文献

病院38巻2号

1979年02月発行

文献概要

実務のポイント 薬剤

注射器,注射針による異物汚染

著者: 堀岡正義1 青山敏信1

所属機関: 1九州大学病院薬剤部

ページ範囲:P.156 - P.157

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 体内に直接注入する注射剤中に異物が含まれていることが指摘され,1966年FDA主催の"Safety of La-rge Volume Parenteral Solutions"のシンポジウム1)が開催されて以来,製薬メーカーは異物汚染を少なくする努力を行ってきた.
 しかし,異物を含まない品質の良い注射剤といえども,アンプル開封時に多数のガラス片が混入したり,注射筒,再生使用する注射針,dis-posable輸液セットなどにより,使用者段階において異物汚染が起こり,GMPの目的である品質の良い医薬品の提供という精神が,患者への恩恵とはなっていないと考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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