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文献詳細

雑誌文献

病院38巻3号

1979年03月発行

文献概要

特集 病院検査部門の動向と問題点 座談会

病院検査部門の新しい動きと反省点—患者中心の臨床検査を考える

著者: 大森安恵1 児玉あい子2 塙勇至3 野島泰子4 清瀬闊5

所属機関: 1東京女子医大糖尿病センター 2虎の門病院看護部 3北里大学病院臨床検査部 4佼正病院臨床検査科 5三井記念病院中央検査部

ページ範囲:P.222 - P.228

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 清瀬私は最近の患者は,大病院指向型になっていると思いますが,なぜ患者が大病院を希望するかというと,やはり,検査が十分できるとか,あるいは施設がいいとかだと思うわけです.
 そのような患者の増加とともに検査の医学もだんだん進歩したので,検査の量が非常に増大してきた.そして検査部は質的量的に応じきれないので今度は外注ということになっています.特に検体検査では検体を唯物的にみるという傾向がありますので,とかく患者不在の医療の傾向になりやすく,私は,そこに問題が多々含まれていると思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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