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医療評価
病院の医療評価資料の調査(2)—パラメディカル部門について
著者: 弓削経一1
所属機関: 1前京都市立病院
ページ範囲:P.313 - P.316
文献購入ページに移動 この論文は病院第36巻第12号(1977年)の私の論文「病院の医療評価資料の調査」の続編である.この副題からすれば,前編には,「メディカル部門について」という副題をつけるべきであった.続いて医療職々員数,各種会議及び委員会についての調査報告もしたいと考えている.
主題の論文の目的は,病院医療を評価し,必要に応じてその監査が行えるようにすることにある.評価と監査との間に言葉の用い方で混乱がありそうであるが,私は,監査は評価の特別な場合であると考えている.前編(第36巻第12号40頁)にはアンケートによって得た81の研修指定総合病院の昭和50年1月〜12月の業績集計(医療業務会計,前編表3)を提示し,読者が,病院(自己の,あるいは他の)の評価,あるいは監査の基準を,自らつかみとることができるようにした.このような基準はこの方面の知識が進んでくれば,公的に出来てくるであろう(若松栄一『アメリカの医療の横顔』,牧野出版,27頁参照).
主題の論文の目的は,病院医療を評価し,必要に応じてその監査が行えるようにすることにある.評価と監査との間に言葉の用い方で混乱がありそうであるが,私は,監査は評価の特別な場合であると考えている.前編(第36巻第12号40頁)にはアンケートによって得た81の研修指定総合病院の昭和50年1月〜12月の業績集計(医療業務会計,前編表3)を提示し,読者が,病院(自己の,あるいは他の)の評価,あるいは監査の基準を,自らつかみとることができるようにした.このような基準はこの方面の知識が進んでくれば,公的に出来てくるであろう(若松栄一『アメリカの医療の横顔』,牧野出版,27頁参照).
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