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病院の原価管理—第4回 外来部門の原価計算
著者: 黒田幸男1
所属機関: 1済生会中央病院
ページ範囲:P.318 - P.319
文献購入ページに移動 外来部門の損益分岐点図(図18)による損益分岐点収益は,48年57,750千円,50年84,000千円になるが,両年とも約1千万円の収益不足となり7〜800万円の欠損になっている.52年は収益の増加によりわずかではあるが利益が発生した.
これを患者1人1日当たり収益対原価でみると図19のとおりになる.原価と収益の伸び率は48年を100%とした場合,原価は50年170.9%,52年167.6%となり,収益は50年176.3%,52年202.9%と入院部門と同様に原価の伸びを35%上回っている.
これを患者1人1日当たり収益対原価でみると図19のとおりになる.原価と収益の伸び率は48年を100%とした場合,原価は50年170.9%,52年167.6%となり,収益は50年176.3%,52年202.9%と入院部門と同様に原価の伸びを35%上回っている.
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