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新・病院建築・17
香川県立白鳥病院・津田病院—機能連携を目指す地域中核病院として
著者: 伊藤誠1 山本忠司2 坂東茂2
所属機関: 1千葉大学建築学科 2香川県土木部建築課
ページ範囲:P.429 - P.434
文献購入ページに移動香川県には県立病院として高松市にある中央病院(本誌31巻12号,1972年11月)とひかり整肢学園ならびに丸亀市におかれた精神病院のほか,白鳥と津田の2病院がある.
最後の2病院は,1953年にそろって竣工した木造建築で,いずれも伝染病棟を併設していたが,それを除くと両方ともベッド数100床あまりの小病院であった.ところで,白鳥・津田の両町はいずれも県東部の大川郡に属し,しかも両病院の敷地はどちらも高松と徳島を結ぶ国道11号線沿いにあり,その間の距離はわずか10kmに過ぎない.
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