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英国の病院建築
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ページ範囲:P.453 - P.458
文献購入ページに移動 イギリスをはじめヨーロッパの各国では,19世紀まで,医療や看護を受けるところはもっぱら家庭であり,病院は主として家庭での医療が受けられない人々を収容するための施設であった.それらの建物も,僧院や刑務所・兵舎などを転用したものが多かった.
第二次大戦直後,国営医療制度が成立したとき,国に移管された2,688にのぼる医療施設のうち約半数は,前世紀またはそれ以前に建設されたものであった.その後30年を経て,かなりの数の病院が新築されたが,現在でもまだ約3分の1は19世紀に建てられた古い建物にやや手を加えた程度のものである.
第二次大戦直後,国営医療制度が成立したとき,国に移管された2,688にのぼる医療施設のうち約半数は,前世紀またはそれ以前に建設されたものであった.その後30年を経て,かなりの数の病院が新築されたが,現在でもまだ約3分の1は19世紀に建てられた古い建物にやや手を加えた程度のものである.
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