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雑誌目次

雑誌文献

病院39巻1号

1980年01月発行

雑誌目次

特集 80年代の病院医療の課題

医療費危機と医療供給体制

著者: 大村潤四郎

ページ範囲:P.25 - P.28

医療費危機の実態
 社会保障の分野においても,病院経営の分野においても,差し迫った問題の一つは,近年における医療費の高騰である.国民医療費はGNPの伸びを上回って増加を続けているので,医療費のGNPに対する割合は年々上昇を続けている.
 厚生省統計情報部の推計によると,医療費のGNPに対する割合は昭和52年度4.48%で前年度の4.47%とほぼ等しいが,53年度では4.91%,54年度では5.01%と推定されている.

医療費危機と公立病院の運営

著者: 諸橋芳夫

ページ範囲:P.29 - P.31

医療費危機とその原因
 医療費の増加状況をみると,その額は昭和30年度2,388億円,昭和40年度1兆1,224億円,昭和50年度6兆4,779億円,昭和52年度8兆5,600億円,昭和53年度は10兆円を突破と増加を続けてきている.また,国民所得に対する医療費の割合をみると,昭和30年度においては3.27%であったが,昭和52年度においては5.59%となっており,医療費は,国民所得の増加をはるかに越えて急増してきている.このままで推移すれば,医療費の増加は大きく家計を圧迫し家庭経済を破壊するか,保険財政を崩壊させるか,医療機関を破滅に導くか,いずれかの道をたどることとなろう.まさに80年代,特に後半においてはその岐路に立たされることになるであろう.このように医療費の危機を招いた原因はどこにあるのか.まず,①我が国の医療供給体制に問題があるといえよう.すなわち各地の病院・診療所が無計画に設立されてきたことに原因がある.終戦後一時公立病院を中核として,計画的に医療機関を配置する方針が立てられたこともあったが,その後民間の医療機関が増加するにつれ,民間医療機関依存の考え方が出され,その結果,商業的に,医療の人的・物的施設の重複投資が行われる傾向となった(表).

医療費危機と民間病院の運営

著者: 細田健二

ページ範囲:P.32 - P.34

 1980年代は「不確実性の時代」といわれ,日本の前途もまた,「不透明」と言われている.世界経済の将来及び日本経済の行末もおよそ変転きわまり予測不能の時代になるという見方が強まっている.
 1980年代には世界各国は,その政治,経済などあらゆる面で大きな変動期を迎えるというのである.

医師増加と医師のあり方

著者: 方波見重兵衛

ページ範囲:P.35 - P.41

 医師の養成は過去10年かなりの変化を示したが,病院との関連においては将来著しく様相を異にするのではないかと思われる.
 昭和30年代,特に後半から病院病床数の発展の速度を早めてきたが,医師の供給体制はそれに伴わず,医師不足の認識の下に昭和45年以降急速な発展が計画され実行された.

「医療技術者」の充足とその課題

著者: 藤咲暹

ページ範囲:P.42 - P.47

 医学の進歩の実際適用の技術的中核としての病院には,医師のほか,薬剤師,看護職員,放射線技術者,検査技術者,リハビリテーション関係技術者,栄養士など,いわゆるパラメディカル・スタッフが医療技術者として多数活躍している.しかも,現在,不足傾向にあるこれらのパラメディカル・スタッフが,1980年代の病院では充足されるのか,されないのか,また,病院内で組織的にどう位置づけられるのか,医療機能の上でどのような役割を持つことになるのかなどを見通して論述して欲しいという編集者の要望である.
 このテーマに正確な結論を用意することが難しいことは医療関係者の等しく認めるところであろう.それは,例えば量的な人員の充足についても,医療従事者の養成が,医師は養成にかなり長期間を要するので,10年後の見通しもある程度は可能であるが,医師以外のパラメディカル・スタッフは社会的要請あるいは経済的景気変動などにより,養成と就業の状況が短期的に変化する可能性が大きく,かつ,需要が増大すれば養成の拡大も短期的に対応できるものが多く,中には薬剤師や栄養士のように,すでに過大に養成されているものもあることなどで,将来予測が極めて困難である.

対談

80年代の病院—そのあるべき姿

著者: 日野原重明 ,   古川俊之

ページ範囲:P.17 - P.24

ここ30年間の医療の進展
 古川まず最初に80年代を迎えるに当たって,1950年から現在まで,医療の変化というべきものにはずいぶんいろいろあるのに驚かされます.
 まず治療薬では抗生物質,精神作用薬,循環系治療薬などが急速に増えたのは1950年以降のことです.それからソークワクチン,ステロイド療法,レセルピン,免疫抑制法なども,すべてこの30年間のエポックです.

グラフ

プライマリー・ケアの充実を目指す—大分市医師会立アルメイダ病院大分県地域成人病検診センター

ページ範囲:P.9 - P.14

 先年の診療報酬改定時に共同利用型病院協同指導料が新設された.これがひとつの引き金となって,今,全国で37か所に及ぶ地区医師会立病院の建設計画があるという.これは第二期医師会立病院新設ラッシュとも言えるもので,この計画達成によって,地区医師会の約1割が病院を持つことになる.
 この医師会立病院の既存43病院の中で,ユニークな活動をすすめているひとつが大分市医師会立アルメイダ病院(吉川暉病院長)である.アルメイダの名は,ルイス・デ・アルメイダ(1525〜1583年)—1555年に豊後府内に教会附属の施療院を建て,我が国に初めてヨーロッパ医学による外科療法を伝えた—を記念したものである.このアルメイダ病院は,旧大分市医師会(現在,大分市には大鶴医師会,北海部郡医師会,旧大分市医師会がある)の活動のひとつとして,昭和44年5月1日に160床,地上6階,地下1階で開設されている.以後,多少の苦難の道を歩みながらも,昨年(1979年)には10周年を迎え,10月には総工費約10億円をかけ増築改修を終え,病床数310床(1979年11月現在の稼動病床260床)となっている.

新たな国立療養所所長連盟会長国立療養所南横浜病院 倉光一郎氏

著者: 伊藤宗元

ページ範囲:P.16 - P.16

 倉光一郎先生は,昭和14年慶大医学部を卒業後,内科教室に入局,昭和17年4月応召,専ら中支に転戦し,昭和25年5月より国立東京第二病院の内科に勤務され,昭和47年2月国立療養所南横浜病院に栄転された.先生は私の8年先輩で,アイソトープの研究者としてつとに有名であったが,親しくお付き合いを願うようになったのは17年前私が東二に赴任した時.先生の研究検査科長の下で私が血液科主任となり,室がたまたま一緒だったこともあり,朝な夕な直接学問はもちろん多くの社会勉強その他もろもろのご教示を受けさせていただいた.
 先生は山下久雄先生の下で放射性同位元素について学ばれ,その臨床への導入の先駆者の1人で,医学書院から編集出版された「放射線医学」上下2巻はこの方面の唯一のものといわれている.また毎日の臨床でも研究でもそのファイトには頭の下がるもので,よくもあの細い身体で頑張りがきくと常々感じ入っている.南横浜病院に転任されてからは療養所のあり方について広い識見の下に対処され,また医学者が最も苦手とする組合対策にも優れた手腕を示されている.

海外の医療・11

ソビエトの新しい州立病院—シベリア・ノボシビリスク州立病院

著者: 多賀須幸男

ページ範囲:P.49 - P.52

 ノボシビリスクは,航空路でいうと東京・モスクワ間のほぼ中間地点にある人口130万人のシベリア最大の都市で,日本全土の1/2以上の面積を占めるノボシビリスク州の州都でもある.ノボシビリスク市郊外には日本の筑波学園都市のようなアカデミー町があり,100余の各種研究所が集まって,シベリアにおける科学研究センターとなっている.
 ここに紹介するノボシビリスク州立病院は広大なノボシビリスク州全体をカバーするため1978年にオープンした中央病院で,専用のヘリコプターや飛行機を持っているのは当然といえよう.ノボシビリスクにはこの病院とほぼ同規模の市立病院など,数か所に大きな病院がある由である.Sevryukov院長(写真2)の案内で見学したシベリアの最新の病院の様子を紹介してみたい.

いま民間病院は

民間病院経営者への警鐘—今後の医療の動向と民間病院の課題

著者: 一条勝夫

ページ範囲:P.53 - P.56

民間病院の現況
 今,民間病院を見回した場合,一般的傾向として次の諸点を認めることができよう.

設備機器総点検

避難救命塔(ライフタワー)

著者: 菅田泰夫

ページ範囲:P.57 - P.57

 足利赤十字病院の建築は,1期,2期,3期と工事を分け,計画的に建築した.1期の本館建築当初の避難計画は垂直避難で,階段および救助袋による上下階に避難する方法であった.病院の場合は一般ビルの健康人を対象とした避難とは異なり,重症患者を抱えての垂直避難は院内防火避難訓練により困難であることが実証された.
 したがって2期工事で,まず棟別建物を渡り廊下で各階を連結させ,水平二方向へ避難できるよう改修し,非常時にはどの建物にも容易に避難ができるようにした.

統計のページ

病院部門別原価計算の実態・1—「病院部門別原価計算調査」(全国公私病院連盟,昭和53年10月より)

著者: 森福省一

ページ範囲:P.58 - P.59

調査の概要
調査の目的と経緯
 病院経営の実態を,部門別原価計算の立場から把握し,病院経営の合理化ならびに診療報酬体系適正化の基礎資料を得ることを目的とする.
 病院は,多くの部門が組織的に活動して医療を提供する.診療報酬の体系と金額は,各部門が適正に機能するように定あられなければならない.特定の部門が特に有利になったり不利になるような診療報酬が定められると,病院の医療の適正を保つことが困難になる.

医療の周辺 生物学—最近の話題・3

医学教育と生物学教科書

著者: 長野敬

ページ範囲:P.60 - P.61

 医学部の教養課程で一般生物学を教えていると,教科書にいろいろ不満が出てくる.それでも自分で書いたら,とてもこれだけのものはできそうもないので,辛い点はつけにくいのだが,あえて注文は注文として指摘しておくならば,これこれの事項は単に医学の準備というのみでなく生物学としても大事なことだからぜひ触れてあったらなと思う事項が,すっぽり抜けていたりする.
 例えば一例として,多くの教科書では免疫という話題が一度も出てこない.あえて考えれば,抗体グロブリンによる典型的な体液性免疫というのは,脊椎動物という特殊な一群の動物に限った問題だと言えなくもない.医学におけるその重要性に至っては,ホモ・サピエンスという一種だけの哺乳類に限ったいっそう特殊な評価に過ぎないから,生物学全体から見ると省略できる程度のものであると,皮肉に言えば言える.しかし免疫現象というものを,やや広く,外界に対しての生体の防御機構の一端としてとらえるならば,一般生物学というわく組みの中でも,触れずにはすまされない問題というべきだろう.

講座 入門・ME機器の正しい使い方・5

電気メスでヤケドを起こさないために(その1)

著者: 小野哲章

ページ範囲:P.62 - P.63

電気メスはどうして切れるのか
 電気メスは,正式には"電気手術器"と呼ばれるように,電気で手術をするもので,現代外科手術には欠かせないものである.その普及率は,ME機器としては,心電計に次ぎ,隠れたベストセラーである.
 一方,大きなエネルギーを利用する機器だけに,問題点の多いことでも,トップクラスに入るだろう.

実務のポイント 購買・倉庫

高額医療機器の請求から決定購入までの実務と工夫

著者: 大塚暢

ページ範囲:P.64 - P.65

 大企業が未開発分野であった医療に取り組み始めてから,急激に高性能な高額医療機器が市場に出回るようになった.この供給体制の確立を境として,患者中心の高度な医療の提供を目指す病院は,少しでも充実した医療機能を備えようと,不採算を覚悟で機器整備に努め,急ピッチに重装備化の道を歩んでいる.その結果として,病院は驚異的な近代化,診断,治療レベルのアップに成功したが,反面,資金の固定化,返済金,減価償却費の増大等種々の経営上の問題を抱えることとなった.
 そんな背景からか,最近どこの病院でも「設備投資管理」や「購買管理」を病院経営の最重要課題として位置づけ,真剣な取り組みを行っている.

給食

食器洗浄外注のメリット・デメリット

著者: 佐藤一義

ページ範囲:P.66 - P.67

 病院の経営は一様に困難を有し,バランスシートが正常な状態に保ち得ない.ことに自治体などの公的病院では医療の不採算性と業務の目的との間に非常に大きな矛盾があり,大きな悩みとなっている.そのために管理者は合理化による省力化,経済性と労働力の高賃金化に対する人件費の削減,人員確保の面から雇用関係の安定を図ることを期待し,昭和40年頃から単純業務の清掃,洗濯などの下請を導入しはじめた.
 一方,病院給食も治療食が高度化かつ多様化されて患者のニードに十分対応できない傾向にあり,栄養部門の単純業務である食器洗浄の下請を実施する病院が増えつつある.

管理技法 病院実務管理ケーススタディ・5

病院事務職員の問題

著者: 井上昌彦

ページ範囲:P.68 - P.69

 今回のケース・スタディは,病院の事務職員についての,仕事に対する意欲づけ,すなわちモラールの向上の問題を取り上げて,みなさんに考えてもらいたいと思う.
 病院に,事務部門という組織区分があることは誰でも知っているが,この事務部門のことについてしばしば問題とされることは,事務部門に勤務する職員,すなわち事務職員の仕事についての資質と意欲の低さについてである.もちろん多くの病院では,事務職員が極めて意欲的に,立派な仕事ぶりをみせているのであって,問題は決して全部の病院に共通したことではないが,病院によっては非常に活気のない,だらけきったような事務部門の職員の姿を見かけることがあるのは残念ながら事実である.

現場訪問

東国東広域国保総合病院透析室看護婦 小川君代さん

著者: 本誌編集室

ページ範囲:P.70 - P.71

 東国東広域国保総合病院(籾井真実病院長,大分県)の前身である町立安岐病院は,昭和32年に開設され,19年間,地域住民の医療に貢献してきたが,老朽化と赤字により,その存続が危ぶまれる状態となった.そこで,国東半島にある安岐町,国東町,武蔵町,国見町,姫島村の4町1か村の協力により,昭和51年4月に1期工事16億の巨費が投じられ,我が国初の広域行政圏立病院として発足している.この新病院は184床,ICUや人工透析室も設置されている.
 この透析室で働く小川さんは,大分県内の日田の中学を卒業後,健康保険南海病院の准看護学院に入学,昭和33年に町立安岐病院に就職した.その後,45年に,ご主人に"泣きながら頼んで"別府大学の高等着護学院(進学コース)に,病院に席をおいたまま通学.安岐病院が東国東広域病院へと生まれ変わるとともに,広域病院へ.

新・病院建築・25

癌研究会附属病院の建築史

著者: 大場則夫 ,   小室克夫

ページ範囲:P.73 - P.79

はじめに
 癌研究会の附属病院の最近の増築内容を報告するに当たって,編集の方から特に記録的にという注文がついた.たしかに,癌研の場合戦後だけでも数次の増改築を繰り返しているので,これを詳細にたどれば,病院建築の変化という意味で面白いかもしれない.あるいは,ひと頃喧伝されたキャッチフレーズの「成長と変化」の我が国での1事例であるかもしれない.ただし,そのような意味で研究の対象となり得るためには,各増改築に際しての時代的背景とか開設者の主体的な意図とかがかなり実証的に明らかにされていることが必要だと考えられるが,本稿では,そのことはある程度意識はしたが,必ずしもそこに手が届いたわけではない.
 更にはまた,癌研究会の附属病院という具体的特殊例を報告するに当たって,その具体性,したがって特殊性を報告しなければ事柄の意味が明らかでなく,その意味が分かったところで一般的な理解にどれ程役立つかといった疑問はなくならない.以上のことをお断りした上で,一関係者の証言を綴ることにする.

精神病院医療の展開 対談

80年代の精神科医療行政—病院をめぐって

著者: 大谷藤郎 ,   金子嗣郎

ページ範囲:P.81 - P.86

精神科医療行政のエポック
 金子1980年代というのは,いろいろな意味で節目になるように思われます.というのは,ベルツが東大の内科の講義の中で精神科を初めて講義したのが明治12年(1879)です.これは一時,明治15年説があったんですが,内村祐之先生も指摘されていますが,ベルツの日記を見ると,やはり12年ということです.また松沢病院の前身の東京府癲狂院が明治12年にできています.すなわち日本精神医学がその緒について以来,大体1世紀経っている.そのほか,1979年に日本精神病院協会とか,東京精神病院協会とかがそれぞれ30周年を迎えている.また1950年の精神衛生法の制定以来30年.更に薬物療法が入ってから大体4半世紀.
 そこで,戦後の精神科医療を振り返ると,精神衛生法の私宅監置の禁止により,いわゆるベッドをつくることが精神衛生行政の目標となり,これがだいたい昭和30年代から始まる.薬物療法の進歩とともにベッドが増加し40年代にあるレベルに達すると,売り手市場と買い手市場のバランスが崩れて買い手の告発が始まる.その現れが43年ころからの精神病院でのいろいろな事件の続発であり,44年ころからの大学の精神科医局解体の運動とか学会の改革運動である.これからほぼ10年になりましたが.

リハビリテーション・その現状 対談

市中病院におけるリハビリテーション導入の経験

著者: 林弘 ,   上田敏

ページ範囲:P.87 - P.93

 市街地総合病院に勤務する一内科医が,いかにしてリハビリテーション医療と出合い,どのような経緯でその導入を図って来たか.林弘氏の10年の経験には学ぶべきものが多い.新シリーズの第1回として,氏の滋味あふれる語り口を十分味わっていただきたい.

ほんねたてまえ

これからの事務長像/傲慢を捨てて謙虚に

著者:

ページ範囲:P.94 - P.94

 近印,病院の事務長が担当しなければならない仕事が著しく拡大し,かつずっしりと重量感のある難しい問題が多くなった.例えば財務,金融,建築,設備,ME機器,コンピュータ,購買,医療事故,労働問題,労働組合,税金問題等々である.もっとも個人病院や50床以下の小規模私的病院では院長が医師としてより経営者として万能的に働くから,事務長はいなくともよいし,夫人や家族の方にやらせているから,問題は別であり,ここでは公的病院や大中規模の公私的病院における事務長の仕事について語りたい.
 先般,米国の700床のC大学と提携しているS病院の組織図の説明を聞いた.驚いたことには,①従来の病院管理者(Administrator)はPresidentに格上げされていること,②計画,宗教,開発とPRをスタッフとして重視していること,③人事,財政,看護,建築・設備,メディカルサービス等を併列してラインとしてPresident-Executive Vice-Presidentに直結させていることであった.これらの部門の責任者の名称はassociate vicepresidentと呼ぶ.presidentとvicepresident,及びスタッフもラインの各責任者ももちろんマスター以上の学位を持った人たちばかりである.病院管理の専門化がますます進行しているようだ.

基本情報

病院

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1383

印刷版ISSN 0385-2377

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