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プライマリー・ケアの充実を目指す—大分市医師会立アルメイダ病院大分県地域成人病検診センター
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ページ範囲:P.9 - P.14
文献購入ページに移動 先年の診療報酬改定時に共同利用型病院協同指導料が新設された.これがひとつの引き金となって,今,全国で37か所に及ぶ地区医師会立病院の建設計画があるという.これは第二期医師会立病院新設ラッシュとも言えるもので,この計画達成によって,地区医師会の約1割が病院を持つことになる.
この医師会立病院の既存43病院の中で,ユニークな活動をすすめているひとつが大分市医師会立アルメイダ病院(吉川暉病院長)である.アルメイダの名は,ルイス・デ・アルメイダ(1525〜1583年)—1555年に豊後府内に教会附属の施療院を建て,我が国に初めてヨーロッパ医学による外科療法を伝えた—を記念したものである.このアルメイダ病院は,旧大分市医師会(現在,大分市には大鶴医師会,北海部郡医師会,旧大分市医師会がある)の活動のひとつとして,昭和44年5月1日に160床,地上6階,地下1階で開設されている.以後,多少の苦難の道を歩みながらも,昨年(1979年)には10周年を迎え,10月には総工費約10億円をかけ増築改修を終え,病床数310床(1979年11月現在の稼動病床260床)となっている.
この医師会立病院の既存43病院の中で,ユニークな活動をすすめているひとつが大分市医師会立アルメイダ病院(吉川暉病院長)である.アルメイダの名は,ルイス・デ・アルメイダ(1525〜1583年)—1555年に豊後府内に教会附属の施療院を建て,我が国に初めてヨーロッパ医学による外科療法を伝えた—を記念したものである.このアルメイダ病院は,旧大分市医師会(現在,大分市には大鶴医師会,北海部郡医師会,旧大分市医師会がある)の活動のひとつとして,昭和44年5月1日に160床,地上6階,地下1階で開設されている.以後,多少の苦難の道を歩みながらも,昨年(1979年)には10周年を迎え,10月には総工費約10億円をかけ増築改修を終え,病床数310床(1979年11月現在の稼動病床260床)となっている.
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