文献詳細
文献概要
特集 飛躍への条件 事例・飛躍への条件 事例・10
経営と高度医療への積極的取り組み
著者: 甲斐太郎1
所属機関: 1社会保険広島市民病院
ページ範囲:P.941 - P.943
文献購入ページに移動 原爆の惨禍の跡もなお生々しい広島の都心に,この病院が開院してから28年の歳月が流れた.昭和27年8月,厚生省は,社会保険の普及と被爆者治療の目的をもって,この病院を建設し,その運営を広島市に委託した.
当時の病床数は89床,職員数は59名の小病院であった.その後整備を重ねて,現在,許可病床数730床,職員定数826名,委託業務その他116名の総合病院に成長することができ,かつこの間,昭和49年度を除いては,健全経営に終始することができたことは,初代院長として,誠に幸運であったと申すほかはない.
当時の病床数は89床,職員数は59名の小病院であった.その後整備を重ねて,現在,許可病床数730床,職員定数826名,委託業務その他116名の総合病院に成長することができ,かつこの間,昭和49年度を除いては,健全経営に終始することができたことは,初代院長として,誠に幸運であったと申すほかはない.
掲載誌情報