文献詳細
文献概要
実務のポイント 医事
患者番号のつけ方—病歴管理などに使用できるもの
著者: 三浦葉子1
所属機関: 1虎の門病院病歴室
ページ範囲:P.1064 - P.1065
文献購入ページに移動 病院で使われる患者番号とは,その病院における医学情報の整理収集のための大きな手段であり,能率的な事務処理の上からも不可欠なものであると考えられます.
それは,医学管理上,患者における個々の検査データや情報はすべて患者番号をもとにして,間違いのないよう,整理,記録され,必要に応じた利用と供給の関係こそが,患者のためになり,明日の医学を支えていくものと思われるからです.統一された患者番号の必要性はそこにあり,各々の患者を識別することができることは患者番号付与の目的とするところです.
それは,医学管理上,患者における個々の検査データや情報はすべて患者番号をもとにして,間違いのないよう,整理,記録され,必要に応じた利用と供給の関係こそが,患者のためになり,明日の医学を支えていくものと思われるからです.統一された患者番号の必要性はそこにあり,各々の患者を識別することができることは患者番号付与の目的とするところです.
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