icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院39巻3号

1980年03月発行

文献概要

実務のポイント 給食

患者食堂運営の実際

著者: 杉山隆五1

所属機関: 1東海大学医学部附属病院栄養課

ページ範囲:P.252 - P.253

文献購入ページに移動
 近年,病院業務の中で,患者の栄養管理の内容について,関係者の間から総合的に見直しが,なされてきているようであり,関心の度合も強い.適温給食,選択のできる献立,早過ぎる夕食時間,低額な給食費,給食設備の近代化など直面する問題が多いからである.医療保険制度の現状から,また,きびしい経済事情の中で,これらの課題を一挙に解決することは無理であっても,たゆまぬ努力と研鎖によって,改めて行くべきであろう.医療の発展と給食業務の改善を願っている一人として,患者サービスの面から,当院で実施している専用食堂の実際を紹介する.参考になれば幸いである.
 昭和49年4月,東海大学に医学部が開設され,それと併設して50年2月,附属病院が完成,病院は「人間性豊かな治療と憩の場」であるという基本理念を踏まえ,数々の方策のなかで,患者専用食堂が生まれた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら