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小特集 診療報酬請求審査を点検する 資料
診療報酬請求審査における減点の具体例
著者: 細田健二1
所属機関: 1医療情報センター研究所
ページ範囲:P.502 - P.505
文献購入ページに移動 昭和2年健康保険法が実施されてから,行政が医療内容そのものにまで介入するようになった.医療は患者に対する診察と治療が本来の姿で,患者の診察,治療に対する判断と行為については,医師の責任において自由裁量が認められている.そのため,たとえ同一疾患であっても,医師によって診療のパターンの異なるのは当然である.しかし,これらを集積させていくと,病院,地域における格差になり,更に国際間における格差となって現われるわけである.
しかるに,現在の健康保険法により,すなわち現物給付的支払方法により,各医療機関から提出された医療内容(レセプト)は,医師の自由裁量を認められながらも,ある一定の基準によって審査され,減点というかたちでわくがはめられている.
しかるに,現在の健康保険法により,すなわち現物給付的支払方法により,各医療機関から提出された医療内容(レセプト)は,医師の自由裁量を認められながらも,ある一定の基準によって審査され,減点というかたちでわくがはめられている.
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