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文献詳細

雑誌文献

病院39巻7号

1980年07月発行

文献概要

特集 省エネルギー時代の病院

病院設備における省エネルギー

著者: 井上宇市1

所属機関: 1早稲田大学理工学部

ページ範囲:P.576 - P.578

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はじめに
 世界的な石油事情の悪化と,これによる石油はじめ電力,ガスなどのエネルギーコストの急上昇により,すべての建築は省エネルギーを強いられているが,特に病院はエネルギーの多消費型の建築であり,その要求は一層きびしいものとなる.
 建築設備の省エネルギーにおいて,どの建築にも共通なことは,建築あるいはこれに含まれる設備機器,生産機械,医療機能などの機能を害することなく省エネルギーを行うことが必要条件である.この点,官庁において言われている室内温度を夏は26℃より28℃,冬は22℃より18℃にすることは病院のごとき空調が病人の一つの療養条件になっている場合は無意味である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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