文献詳細
文献概要
実務のポイント 会計・経理
経理事務のチェックポイント(2)
著者: 山崎義男1
所属機関: 1済生会静岡病院会計課
ページ範囲:P.606 - P.607
文献購入ページに移動財務諸表
1.財務諸表の様式は適切か
医療機関としては病院会計準則(昭和40年12月10日厚生省医務局編)の別表第1に勘定科目表,また別表第2の1に損益計算書様式,別表第2の2に貸借対照表様式が示されているので,まずこの様式を基本的に取り入れるべきであろう.しかしながら利益金処分計算書(案)と財務諸表付属明細表についてはなんらの様式も示されていないので,企業会計原則関係の諸様式,商法,税法,証券取引法などの諸規則で定められている各種様式の中から採用するか,またはこれらの様式を参考にして各自で制定することになる.
いずれにしても監督官庁,上部組織,金融税務関係など外部関係者が,医療機関の財政状態,及び経営成績に関する判断を行うための情報を提供するという目的に合致した様式によって,期中における資産,負債,引当金,資本などの増減,移動を合理的に明瞭に記入できる様式が必要である.
1.財務諸表の様式は適切か
医療機関としては病院会計準則(昭和40年12月10日厚生省医務局編)の別表第1に勘定科目表,また別表第2の1に損益計算書様式,別表第2の2に貸借対照表様式が示されているので,まずこの様式を基本的に取り入れるべきであろう.しかしながら利益金処分計算書(案)と財務諸表付属明細表についてはなんらの様式も示されていないので,企業会計原則関係の諸様式,商法,税法,証券取引法などの諸規則で定められている各種様式の中から採用するか,またはこれらの様式を参考にして各自で制定することになる.
いずれにしても監督官庁,上部組織,金融税務関係など外部関係者が,医療機関の財政状態,及び経営成績に関する判断を行うための情報を提供するという目的に合致した様式によって,期中における資産,負債,引当金,資本などの増減,移動を合理的に明瞭に記入できる様式が必要である.
掲載誌情報