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研究と報告【投稿】
検査オーダーから成績報告までのトータルシステム—都立駒込病院検体検査情報システム
著者: 清水健一1
所属機関: 1東京都衛生局病院管理部開発指導課
ページ範囲:P.727 - P.731
文献購入ページに移動 都立駒込病院は,癌・感染症を中心とした高度な医療サービスを行う総合病院として,またコンピュータシステムを導入するモデル病院として全面的に改築がなされ,昭和50年4月に開設された.その運営規模は病床数900床,外来患者数1,000人である.
なお,コンピュータシステムの導入に当たっては,部分的な,いわゆる「機械化」でなく,医師を中心とした情報発生源での入力を前提としたトータル・オンラインシステムが採用された.診療データを対象とし,かつ日常業務に密着したシステムであるため高度な信頼性を要求されるので,センターコンピュータはデュープレックス構成(2台構成で,1台でオンライン処理を行い,他の1台は故障時のために予備として配置し,通常は,オフライン業務,プログラムテストを行う)をとり,また情報の発生源である診療室,病棟等の院内各所にディスプレイ約170台を配置した.
なお,コンピュータシステムの導入に当たっては,部分的な,いわゆる「機械化」でなく,医師を中心とした情報発生源での入力を前提としたトータル・オンラインシステムが採用された.診療データを対象とし,かつ日常業務に密着したシステムであるため高度な信頼性を要求されるので,センターコンピュータはデュープレックス構成(2台構成で,1台でオンライン処理を行い,他の1台は故障時のために予備として配置し,通常は,オフライン業務,プログラムテストを行う)をとり,また情報の発生源である診療室,病棟等の院内各所にディスプレイ約170台を配置した.
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