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新病院建築・33
東京電力病院建替工事の設計
著者: 松田栄祐1
所属機関: 1東京電力建設部
ページ範囲:P.797 - P.802
文献購入ページに移動 東京電力病院は,前身を東京電燈病院といい,現在地に大正13年7月開設された.その当時の診療科目は,内科,外科の2科で病床は10床程度の小規模なものであった.
その後関東配電病院,昭和26年5月東京電力病院と名称が変わり,以後利用者の増加に伴い順次拡張され,医療設備の充実とともに,昭和37年の増改築によって,鉄筋コンクリート造地上4階地下2階の規模の総合病院として診療活動を続けてきた.昭和50年代に入り,設備の老朽化と,近代病院としての機能を持たせることが困難になってきた折,消防法の改正に伴い,建物の大改修を余儀なくされたため,これを契機に全面建替を行うこととなり,昭和52年10月着工し,2年の歳月を経て,昭和54年10月新病院が開院した.
その後関東配電病院,昭和26年5月東京電力病院と名称が変わり,以後利用者の増加に伴い順次拡張され,医療設備の充実とともに,昭和37年の増改築によって,鉄筋コンクリート造地上4階地下2階の規模の総合病院として診療活動を続けてきた.昭和50年代に入り,設備の老朽化と,近代病院としての機能を持たせることが困難になってきた折,消防法の改正に伴い,建物の大改修を余儀なくされたため,これを契機に全面建替を行うこととなり,昭和52年10月着工し,2年の歳月を経て,昭和54年10月新病院が開院した.
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