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文献概要
特集 「人間性回復」への動き 「人間性回復」の試み
—新潟県立吉田病院—食事時間の適正化
著者: 風間芳男1
所属機関: 1新潟県立吉田病院給食課
ページ範囲:P.45 - P.46
文献購入ページに移動 病院という所では,そこで働く人々の勤務時間に合った運営がなされていたのが今までの基本的な姿であったように思う.夕方5時を過ぎるころから,数少ない人たちで多くの患者を守って行くことは心的,物的に多くの問題があろう.
給食部門の職員もこの例に漏れず,他部門との関係があったにしても,多くは早く帰りたいとの意識が心の根底にあったことは否めない.その結果,ひどい所では4時30分に夕食を出すという現象もみられている.「患者のため」の食事ではなく,「職員の勤務時間のため」の食事時間ではないかと思う.
給食部門の職員もこの例に漏れず,他部門との関係があったにしても,多くは早く帰りたいとの意識が心の根底にあったことは否めない.その結果,ひどい所では4時30分に夕食を出すという現象もみられている.「患者のため」の食事ではなく,「職員の勤務時間のため」の食事時間ではないかと思う.
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