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特集 病院増改築の実例
結核病院から一般病院へ—中国中央病院
著者: 五味通雄1
所属機関: 1公立学校共済組合中国中央病院
ページ範囲:P.131 - P.133
文献購入ページに移動公立学校共済組合の病院は,もともと戦後の教職員にも多かった結核患者の長期入院の施設として,昭和30年当初から全国ブロック別に八つの病院が順次建設された.その一つとして,当院は昭和36年7月に開院した病院である.開院時の規模は病床数200床のうち8割の160床が結核,残り40床が一般病床.診療科目は,内科,外科,耳鼻咽喉科,放射線科,歯科の計5科であった.
また,敷地建物については,平地から約10mの小高い丘の上に約3万m2の敷地面積を有し,建物は地下1階,地上3階で延床面積は約8,000m2であった.
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