文献詳細
新 病院建築・38
文献概要
瀬戸川に,大井川のつくる大デルタ緑なすなかにあゝ志太病院富める貧しきみな人を守らなんすこやかにあゝあゝ志太病院(志太総合病院歌)作詞二階堂惣四郎に示されているように藤枝市は,東海道大井川の少し東で静岡駅より3つ目にあたり,大井川と瀬戸川によって作られた扇状地のちょうど扇の要の位置を占め,この地方の文化,物資の中心地となっているといえる.
藤枝市立志太総合病院は,藤枝市の他,大井川町,岡部町の人口115,260人(昭和52年,企画当時)を対象とした市唯一の公立病院であるが,その沿革は昭和25年,当地の志太郡の名称を冠した共立志太病院として開院し,以来30年間地域住民の疾病予防と健康保持の役割を果たしてきている.
藤枝市立志太総合病院は,藤枝市の他,大井川町,岡部町の人口115,260人(昭和52年,企画当時)を対象とした市唯一の公立病院であるが,その沿革は昭和25年,当地の志太郡の名称を冠した共立志太病院として開院し,以来30年間地域住民の疾病予防と健康保持の役割を果たしてきている.
掲載誌情報