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新 病院建築・39
昭和大学病院入院棟
著者: 向田勇三郎1 寺嶋修康1
所属機関: 1
ページ範囲:P.253 - P.259
文献購入ページに移動我が国の病院建築の発展は,近年著しいものがある.診療部門については,西欧の病院と比較しても,決して優るとも劣らない施設となりつつある.しかし病棟部門の質の差は著しく,質的向上が望まれている.病棟の充実とは,患者の主たる居住空間としての「ゆとり」であり,ひいては病院全体の「ゆとり」を目指すものである.今回の設計に当たって,この「ゆとり」を確保することを目標とし,ある程度それを達成できたと思っている.
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