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随想
私の出会った患者—さあ描くぞと考える朝
著者: 宇治正美12
所属機関: 1前長野県立阿南病院 2現長野県伊那総合健康センター
ページ範囲:P.451 - P.451
文献購入ページに移動「はじめは,足の裏に雑布をはりつけたような感じだったなあ.そのうちに,足の運びが思うようにいかなくなって……」
モリ小父さんは,私にこう語ってきかせた.その年の夏,下痢がさっばり治らないので,かかりつけの医師に診てもらっていた.おかげで下痢のほうは落ち着いてきたのだったが,そのころから,足のほうがこんなことになってしまった.
モリ小父さんは,私にこう語ってきかせた.その年の夏,下痢がさっばり治らないので,かかりつけの医師に診てもらっていた.おかげで下痢のほうは落ち着いてきたのだったが,そのころから,足のほうがこんなことになってしまった.
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