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文献概要
新 病院建築・42
上野総合市民病院の設計
著者: 加藤智弘1
所属機関: 1株式会社城戸武男建築事務所
ページ範囲:P.517 - P.522
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本病院は昭和30年開設されたが,医療技術の長足の進歩による,高度医療が要求されるようになり,伊賀地域の中核病院としての機能の充実を希望する声がたかまり,さら地に移転新築することになり,私どもに当病院の設計依頼があった.我々は建築家の立場から,少しでも市民にとって親しみと信頼のおける明るい美しい建物であり,働く人たちにとっては魅力ある職場となるよう,また,病院の機能が地域の医療水準を決定する要素であることを踏まえたうえで,現在はもとより将来においても予想されるさまざまな事態に対しても十分対応し得ると同時に,市民の医療サービスを十分果たし得るよう考慮した.
本病院は昭和30年開設されたが,医療技術の長足の進歩による,高度医療が要求されるようになり,伊賀地域の中核病院としての機能の充実を希望する声がたかまり,さら地に移転新築することになり,私どもに当病院の設計依頼があった.我々は建築家の立場から,少しでも市民にとって親しみと信頼のおける明るい美しい建物であり,働く人たちにとっては魅力ある職場となるよう,また,病院の機能が地域の医療水準を決定する要素であることを踏まえたうえで,現在はもとより将来においても予想されるさまざまな事態に対しても十分対応し得ると同時に,市民の医療サービスを十分果たし得るよう考慮した.
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