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医薬一体を基本理念として—富山医科薬科大学附属病院
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ページ範囲:P.730 - P.735
文献購入ページに移動 古くから配置薬の街として知られる富山に,国の一県一医大構想のトップを切って,富山医科薬科大学が開学したのは昭和50年10月.「本来,医と薬とは一体的なものであり,医なくして薬はなく,薬なくして医は存在しない」(創設の理念)との理念に基づき,金沢・新潟・千葉大学等の応援を受けて新設された医学部と明治以来の薬学教育の伝統を持つ富山大学薬学部及び和漢薬研究所が一体化して,ここに世界にも珍しい医科薬科大学が誕生したのである.背景に「くすり」の伝統があったのは言うまでもない.
その後,開学より遅れること4年,病院は54年10月にオープン.この病院は医学部附属病院ではなく,医学部,薬学部が相互に協力して診療,教育,研究を行うための大学直属の病院であり,来年春の医学部第1回卒業生の研修の場としてはもちろん,臨床薬学実践の場としても期待されている.
その後,開学より遅れること4年,病院は54年10月にオープン.この病院は医学部附属病院ではなく,医学部,薬学部が相互に協力して診療,教育,研究を行うための大学直属の病院であり,来年春の医学部第1回卒業生の研修の場としてはもちろん,臨床薬学実践の場としても期待されている.
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