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「国際障害者年長崎集会」7月4〜5日に開かれる
著者: 編集室
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ページ範囲:P.760 - P.760
文献購入ページに移動 去る7月4日,5日の両日,長崎新聞文化ホール(長崎市)で,「国際障害者年長崎集会」が開催された.この集会は,ボランティアグループによる実行委員が主導したもので,長崎市肢体障害者協会,長崎県肢体不自由児協会,長崎県脳性まひの会など7団体が共催,また長崎ボランティア協議会,長崎市ボランティァセンターなど11団体が協賛,10団体が後援した.
第1日には,車いすにのった障害者や家族などが原爆公園から文化ホールまでを行進,路上の人々にアピール.引続き集会が開かれた.まず花田春兆氏(国際障害者年日本推進協議会副会長)が,"障害者自身が主体的に社会に参加し,かつ責任を分担することが必要である"と述べた後,自らの俳人としての半生を講演,続いて,竹内孝仁氏(東京医歯大)は「健康者と障害者」と題した講演で,"障害者問題は基本的には健康者の問題である.なぜなら,一つは障害者の参加を妨げている社会を作っているのは健康者であること,もう一つは健康者にとって高齢化は避けられぬものであり,社会的弱者(障害者)への道である"と指摘した.
第1日には,車いすにのった障害者や家族などが原爆公園から文化ホールまでを行進,路上の人々にアピール.引続き集会が開かれた.まず花田春兆氏(国際障害者年日本推進協議会副会長)が,"障害者自身が主体的に社会に参加し,かつ責任を分担することが必要である"と述べた後,自らの俳人としての半生を講演,続いて,竹内孝仁氏(東京医歯大)は「健康者と障害者」と題した講演で,"障害者問題は基本的には健康者の問題である.なぜなら,一つは障害者の参加を妨げている社会を作っているのは健康者であること,もう一つは健康者にとって高齢化は避けられぬものであり,社会的弱者(障害者)への道である"と指摘した.
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