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特集 新医療費と医療の流れ
新医療費と一般病院の対応
著者: 一条勝夫1
所属機関: 1自治医科大学病院管理学
ページ範囲:P.33 - P.36
文献購入ページに移動 今回の医療費改定による影響率の調査は,全国公私病院連盟の手で即時行われた.
その結果,収益増になったのは精神病院で,40施設中39施設が4〜8%の増収になったが,一般病院では,64%が減収となり,上がったものでも2〜3%,ほとんどが5〜6%の減収となった.厚生省は改定に際して,8.1%の引き上げであり,医科では8.4%,病院では8.7%になると言ったのであるから,これをまともに信じた病院経営者が,一斉に驚きかつ怒ったのは当たりまえのことである.
その結果,収益増になったのは精神病院で,40施設中39施設が4〜8%の増収になったが,一般病院では,64%が減収となり,上がったものでも2〜3%,ほとんどが5〜6%の減収となった.厚生省は改定に際して,8.1%の引き上げであり,医科では8.4%,病院では8.7%になると言ったのであるから,これをまともに信じた病院経営者が,一斉に驚きかつ怒ったのは当たりまえのことである.
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