icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

病院41巻2号

1982年02月発行

雑誌目次

グラフ

四国地方の癌医療の核として—国立病院四国がんセンター

ページ範囲:P.101 - P.106

 昨年末の厚生省の死因別統計の昨年7月までの概算によると,悪性新生物が第1位になったという.正に,悪性新生物対策は20世紀後半における医学の最大の課題となった,と言えよう.国はこの癌対策の一環として,国立がんセンターを昭和37年に開設し,その後,地方がんセンターとして国立札幌病院,国立呉病院,九州がんセンター,及び四国がんセンターを位置づけた.
 国立病院四国がんセンターは四国地方第1の都市松山市にある.国鉄松山駅からバスで約5分,ビジネス街,繁華街などと堀を隔てた堀之内地区の一角にある.

柔と剛の二人三脚で新病院を作る 武蔵野赤十字病院 丹羽直久院長と東義晴事務部長

著者: 辻野純徳

ページ範囲:P.108 - P.108

 創立30周年を期しての武蔵野赤十字病院の全面的改築工事も昭和56年11月26日竣工し,常陸宮妃殿下をご案内する丹羽院長,東事務部長のお顔は晴々としていた.
 昭和24年"愛の病院"の灯を掲げ,神崎三益前院長の手で播かれた一粒の麦は,既に三多摩地区の中核病院として実を結んでいた.昭和39年には吉武泰水先生による病院改築のマスタープランが作成され,病院の将来像が示されてきた.昭和49年,本院の慈父であり,クリスト者であり,現役53年の真の日赤人である神崎先生から,丹羽・東の両氏に総指揮がバトンタッチされ,一回り大きく成長した本院の役割にふさわしい病院設備の近代化へと,再び種が播かれることとなった.

小特集 食堂・売店・駐車場運営管理

食堂・売店・駐車場運営管理の実際

著者: 重井博 ,   大和人士 ,   元木千尋 ,   上林三郎 ,   安藤裕健 ,   竹本吉夫 ,   竹下金治 ,   槇野敬一 ,   木下博

ページ範囲:P.109 - P.122

創和会重井病院=外来食堂と売店を外部の業者に委託
 当病院における食堂と駐車場は,職員のための福利厚生施設と,患者及びその関係者のためのサービス施設の二つに分けて運営管理されている.この外来食堂と売店は営利を目的としない,患者のための親切な運営が可能な直営が最も望ましいと思われるが,当院においては諸般の経緯からして,すべて外部の業者に委託してきた.この十数年を振り返ってみて,こうした形態のメリット,デメリットを,駐車場の運営と併せて考察してみるのは病院経営上意味のあることであるので,その実情をあからさまに述べてみることにした.
 ちなみに当院は岡山県倉敷市の中央部に近く,昭和33年に医療法人病院を設立し,その後次第に発展して現在280床の内科・外科の病院として地域医療の一端を担っている.その間,岡山県内の民間病院では,最も早期の昭和43年に,人工腎臓の導入による人工透析を開始し,約130人の透析患者の診療に当たっている.

横須賀共済病院における駐車場の管理

著者: 高梨正雄

ページ範囲:P.123 - P.124

 病院における駐車場管理は,銀行,デパートと同様に,大変に難しい問題であり,来院者は当然利用者に対するサービスが普通であり,また来院者のために駐車スペースのあるのが当然であるとの考えで来院してきている.
 そのようなときに,地方都市の病院(1日平均入院数530,外来数1600)である当院では,駐車場を機械による無人有料管理を昭和50年6月より実施し,現在に至っている.

食堂・売店・駐車場の運営のあり方

著者: 車田松三郎

ページ範囲:P.125 - P.130

 病院における食堂・売店・駐車場の運営はいかにあるべきかを考察するに当たって,基本的に二つの側面を考えておかねばならない.第1は,職員の福利厚生施設としての機能であり,第2は,患者サービス機能ないしは病院訪問者(外来者)サービス機能である.両者が,病院全体の運営の中で,どのように位置づけられ,今後どのように取り扱われるべきか,そのあり方をめぐって考察されなければならない.特に,現在,病院における食堂・売店・駐車場が,サービス部門として機能を十分に発揮していくためにはどうあればよいかが問題である.これは,今日,病院にとって極めて本質的な問題を内包しているところの現代的な課題である.
 確かに,食堂・売店・駐車場は,従来あまり顧みられなかった.ここ数年にして,事情は一変しつつある.

特別寄稿

トータル搬送システムの設計—神戸市立中央市民病院のソフトウエア(その1)

著者: 栗原嘉一郎 ,   中野明

ページ範囲:P.131 - P.136

 1981年3月,新神戸市立中央市民病院が神戸市沖のポートアイランドに誕生した.1,000床のこの総合病院は,建築・設備面でも運営面でも数々の新しい試みを盛って話題を呼んでいることは御承知のとおりである.その中の一つに,我が国で初の院内物流に対する大型自動搬送方式の全面実施が挙げられる.すなわち,院内各所に発生する物流の搬送について,搬送設備を部分的に導入するというこれまでの形ではなく,物品の管理・供給システムから建築・設備計画までを含むトータルシステムとしての設計を経た上で本格的な物流の全面自動搬送化を実現した点である.
 この点の計画に際して,神戸市は海外先進事例の研究や視察を行い,物品集中管理部をもつ建築構想をまとめるとともに,搬送システム設計委員会(委員長・栗原)を組織して新病院のための搬送システム設計を行わせた.委員会は筆者のほか伊藤喜三郎建築研究所の石島秀雄氏・林勝宏氏,新中央市民病院建設事務所長他担当者,同開設準備室長,機種開発メーカー(三菱重工,他)など,技術系に比重の重い十数名から構成され,52年6月から54年8月までの間22回にわたって開催された.

学会印象記

「病院とPHC」「医療の評価」の討議に参加—第22回国際病院会議

著者: 大村潤四郎

ページ範囲:P.138 - P.140

開会式
 第22回国際病院会議は1981年10月18日から1週間,SidneyのCentrepointで開かれた.IHF (国際病院協会)の会員による2年に1回の大会である.
 開会式はSidney Opera Houseのコンサート・ホールでオーストラリア総督,Sir Zelman Cowen臨席の下に開催された.

--------------------

機器短報

ページ範囲:P.141 - P.141

ビデオ情報サービス
 菱和メディカルコンサルタント(電話06-353-9212)は,病医院の経営管理にポイントを置いたメディカルビデオ情報サービスを開始した.これは,全国の病院を対象にメディカルレポートとして原則的に月1回を目指しビデオカセットを無償貸与(買い取り希望の場合は実費)するもの.
 内容は医療界のホットニュースや病院の経営・管理のあり方を中心にし,職員の再教育に参考になる事例を30分間で構成している.

講座 病院経営分析入門・11

医業費用の分析(続)

著者: 一条勝夫

ページ範囲:P.142 - P.143

材料費の分析(つづき)
 収益に結びつく投薬用・注射用薬品費やレントゲン材料費は,収益との関連で,購入価格や,使用消費の記録もれなどを調べる.
 材料費のうち給食材料費は,金額の多少だけでなく献立とともにチェックしなければならない.

バイオエシックスと医療

2.「死」とバイオエシックス

著者: 木村利人

ページ範囲:P.144 - P.145

 前稿でも述べたように,ごく普通一般の人たち(Public),つまり私たちの「社会」が,生命・身体・医療などをめぐって,どのように考え,対応し,決断するのかといったことが,バイオエシックスを作り上げて行くための重要なインプットとなっているのです.
 例えば,人間生命の終わりとしての「死」をめぐって,医科学技術の発達により,今まで伝統的な死の判定の基準とされてきた心臓や呼吸器の機能が停止しても,機械によりそれらを動かしつづけられますし,「脳死」の判断をもとに,臓器の摘出と移植が行われてきたケースもありますが,それらの高度に専門的な医療行為も,最終的には「社会」がどう評価,批判するのかによって,その適否が方向付けられることになるのだと思います.

病院職員のための医学知識

臨床免疫学の進歩

著者: 塩川優一

ページ範囲:P.146 - P.147

免疫学(immunology)とはどのような学問ですか.
 免疫(immunity)というのは,その名の示すとおり,病気を免(まぬか)れるという意味です.すなわち,昔は腸チフスなどの伝染病がよく流行したのですが,一度そのような病気にかかると2度と同じ病気にはかからないか,またはかかっても軽くて済むということが分かっておりました.そこで1798年,Jennerは種痘を行い,1度牛痘にかからせることにより痘瘡を予防するという方法を始めたのです.そしてその後,多くの学者の研究により,まず病原体が体内に侵入するとそれを抗原(antigen)として抗体(antibody)が産生されるが,その後再び抗原が侵入するとこの抗体と結合してそれを無害にする,これが種痘の原理だということが分かりました.そして,微生物に限らず蛋白質,その他大分子の物質が抗原となり得ることが分かり,抗原を投与して抗体を作る現象を免疫と呼ぶことになったのです.現在,免疫,及びそれに関係する現象について研究する学問を免疫学と呼んでいますが,免疫学は特に最近になって大きな発達を遂げております.

統計のページ

病院に勤務する看護職の労働実態・2

著者: 鶴田薫

ページ範囲:P.148 - P.149

調査結果(つづき)
4)夜勤
①夜勤体制
 昭和54年10月中になんらかの夜勤についた人の率は81.6%である.
 夜勤体制別にみると,図1のように3交代制が最も多い.また3交代制につく人の年齢構成については,20代が50.6%を占め,若年層が中心であることが分かる.

病院管理の工夫 宮川医院の管理に学ぶ・3(最終回)

患者サービスの工夫

著者: 宮川和幸

ページ範囲:P.150 - P.151

病院建築について
 私自身が病気になった時,当然きれいな病院に入りたいと思った.だれでもそう希望するに違いない.ところがそれが可能でないことが多い.その理由は保険の入院料が安いとか経済が許さないとかというお金の問題として説明される.
 どうもそうばかりではないような気が日頃からしているが,よく考えてみると病院建築の理念がどこか間違っているように思えてならない.ほとんどの病院へは身がまえて入らなければならない感じである.施主にも設計者にも,病院というのは病人を暖かく迎えて,幸せを作るいれ物なのだという考えがない.病人はそもそも普通の人ではないのだから,人の住む建物として特別の配慮が必要だという思いがない.当節はさすがにデザインは一見モダンになって,外観は素晴しいものが増えつつある.しかしその建築思想の根底に,権威主義ないしは機能主義的なにおいがあって,そこに働く人々にとって能率がよいと思われることが主眼であるように思われ,病人にとって空々しいことが多い.ひがんで言えば病気を治してやるものだから,居住空間のことは我慢しろとでもとられるような権威主義がのぞかれる.

ひとこと

事務職40年からの提言

著者: 秋月哲洋

ページ範囲:P.152 - P.153

 私は四国のある工業都市の総合病院を,昨年8月末日で定年退職した元事務員である.勤続40年の経歴をもつが,学歴がなかったために一介の平職員で終わった.しかし,そのために却って病院内の現場の業務に精通することができたし,職員同士あるいは地域の患者さん達と密接な人間関係をつくることができたのではないかと自負している.より良い病院づくりのために常日ごろ感じていたことを,私なりの立場からまとめてみた.

事務長訪問

静岡済生会病院 小川哲司事務長

著者: 本誌編集室

ページ範囲:P.154 - P.154

 昨年6月の医療費改定の影響を,直かに最も強く受けているのは,病院現場の事務長さんであろう.ちょうどお訪ねした日の朝刊に,1万円を超える医療費について,点数逓減方式を厚生省が検討していると報ぜられていたが,小川さんのお話の切れ目切れ目に,「医療はこれからどうなっていくんでしょうねー」と嘆息混じりに挾まれるのが印象的であった.
 「病院がこうすれば儲かるとか,ああやれば損をするとかいうのは,本来の姿ではない.」更に,夢物語だが,と前置きして,「元来社会福祉的な色彩の濃い医療においては,公的病院はすべて国営とし,一定水準以上の成果を挙げた所には,人件費何%,器械何%と自由裁量の幅を設ける.良心的にやろうとするほど,医療費抑制とコストアップの狭間で余分な精力を費さざるを得ない状態を打開するには,一例としてこれくらい思い切った方策が必要ではないだろうか.」この部分はオフレコにするよう念を押されながらの会話の中に,むしろ病院を取り巻く状況の厳しさと,事務長としての小川さんの本音がうかがえるような気がして,敢えて記させていただいた.

随想=私の出会った患者

患者と医師の信頼関係

著者: 高科成良

ページ範囲:P.155 - P.155

 私は医師になり20数年たったが,今過去を振り返ってみると,永かったようにも思え,また逆に一瞬のうちに過ぎたような気もする.心に残っている患者さんについて書くよう依頼されてみると,多数の患者さんと接してきた割には,そういう人は少ないことに思い当たり,日常の診療を漫然と行ってきたのではないかと,大いに反省させられている次第である.
 大学を卒業し,インターンを済ませて医局に入ったころは,もちろん一人前に患者さんを診察させてもらえず,偉い先生のシュライバーなどをさせてもらって,一つ一つを頭にたたき込んだものである.次第に時間もたち,一人で診療するようになってから,以前覚えた偉い先生と同じ処方を出しても患者さんの状態はよくならず,その患者さんが再び偉い先生の診療を受け,同じ薬をもらって状態が改善してゆくのをみて,頭にきたことがよくある.後になって考えてみると,患者と医師の間の信頼関係がないと,同じ薬を投与しても効果は異なってくるものであることが分かり,以後の診療に大変参考になった.大学から離れ,今の病院に勤務して10数年が経過したが,この間,私の専門である内分泌,特に糖尿病の患者さんとのつきあいが80%を占めており,10年以上フォローアップしている人が多数を占めている.

新 病院建築・50

青森県立中央病院の設計

著者: 丸谷武久

ページ範囲:P.157 - P.161

はじめに
 県庁隣りにあった旧県立中央病院は,昭和27年以来,青森県の唯一の県立総合病院として,県の医療に大きな役割を果たしてきたが,その後の社会環境の変化,医療水準の向上は目覚しく,旧病院では,十分な医療の提供を県民に与えることが困難になってきた.
 県では,近代医学を十分に行える新病院の建設を目指し,昭和46年,中央病院の八重田分院跡地に,病床数740床を有する新病院を建てることを決定し,建設準備室を発足,途中2年間着工を見合わせたこともあり,約8年の歳月を経て,この度,完成するに至った.新病院は,外来診療,中央診療,病棟などの従来の病院施設のみでなく,県民の予防医学のための健康保健センターをも兼ね備えている.

病院精神医療の展開

精神病院におけるアルコール病棟の運営

著者: 佐々木重雄 ,   鈴木透

ページ範囲:P.162 - P.165

 駒木野病院は,定床が507で,男子4病棟(閉鎖2,開放2),女子2病棟(閉鎖1,開放1)及び男女の合併症病棟1の計7病棟から成っており,それぞれの病棟には70〜80名の患者が入院している.
 昭和55年に新病棟(4階建)をつくった際に,1フロアをアルコール専門病棟の構想のもとに設計されたが,その後の病棟運営,更には病院全体の管理運営の面から,アルコール依存者は男子病棟の閉鎖,開放の各々1病棟に分散して受け入れている.そしてこの二つの病棟の病室のうち,各2病室(16床)をアルコール依存者専門の病室としている.したがって,閉鎖,開放病棟合わせて,30名前後のアルコール依存患者が入院していることになる.

リハビリテーション院内から地域へ

地域リハ活動における理学療法士の機能と役割

著者: 米田睦男

ページ範囲:P.166 - P.169

 地域におけるリハビリテーション(以下リハビリと略す)活動に対して,理学療法士(以下PTと略す)や作業療法士(以下OTと略す)など,リハビリ専門職スタッフの参加活動の歴史は古い.しかし,それはいわゆる通所の形を取ったものが大部分で,居宅訪問による指導は,更生指導所の巡回相談や病院からのフォロー・アップなどを除き,本格的な活動の歴史は新しい.
 こうした地域リハビリの実践活動の背景には,従来は,当事者である障害者のニーズやそのニーズをとらえての行政サイドの専門職スタッフを必要とする施策の誕生などが挙げられよう.

老人医療と福祉の課題

老人病院の運営と課題

著者: 佐藤健二

ページ範囲:P.170 - P.173

 近年,医療に関する様々な問題が国民の関心を集め,中でも総医療費の増大は,国の財政問題と関連して論議されている.一方,迫り来る「高齢化社会」を目前にして,老人の問題は,社会問題として考えていかなければならない側面が増大している.医療の分野においても,老人の問題は「老人医療」として,特に一般の医療から区別してとらえられ,その問題点について語られるほどである,しかし,近年の「老人医療」に関する論議の多くは,経済的視点からの論議であって,真に老人の医療をどうすべきなのか,といった,老人の生命と生活,という視点からの論議は,あまりにも少なかったように思う.
 昭和55年に厚生省は,老人保健医療制度に関する試案を発表し,その後,老人保健法案として国会で審議が進んでいる.また,昭和56年6月には,異例とも言える方法で,診療報酬の改定が行われた.これらは,どのような大義名分があるにせよ,その内容は,医療費の増大に歯止めをかけ,その増大の一因である老人医療費の増大に歯止めをかけようとする,経済的視点が当初からあったと思わざるを得ないものである.こうした社会的動向の中で,実際に老人の医療に専念している民間病院が,適正な医療と健全な経営を維持してゆくためには,多くの難問を解決していかなければならないと考える.

中小規模病院の運営

中小病院院長論—世代論を踏まえて

著者: 高木直 ,   中村司

ページ範囲:P.175 - P.178

40代院長の視座
 今や中小病院の経営者は,まさに暗雲垂れ込める荒海に難航する小船を操って,危機を脱すべく悪戦苦闘する船長の図であると言って過言でない.このように中小病院の現在は危うく,また未来は予測し難い.
 現在,我が国の病院総数の過半数が私的中小規模病院で占められるほどの一見繁栄ぶりなのにこれはどうしたことだろうか.

民間病院を見る,聞く,語る・1

良いサービスと経営問題の間で—西郷恵一郎西郷病院院長

著者: 編集室

ページ範囲:P.179 - P.182

 熊本市内を歩いていて目につく立派な建物はほとんど病院だという話があるくらい,熊本市に病院,医院の多いところである.熊本大学医学部附属病院,国立病院,市立病院を始め,民間病院も多く,人口当たり病床数は全国平均をはるかに上回っている.西郷病院は熊本城にほど近い市街の中心地に位置する都市型の病院で,昭和8年,現院長の尊父によって開設されて以来,地域医療に貢献してきている.54年改築して,100床規模の病院には珍しいハッチウエイを導入したバイオクリーンの手術室,最新機器を備えた中央材料室等を設けて面目を一新したが,医療機関の多い熊本市では運営に難しい点もあるという.病床数154床,外来1日平均患者数200〜250.

基本情報

病院

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1383

印刷版ISSN 0385-2377

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

icon up
あなたは医療従事者ですか?