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事務長訪問
京都南病院 永井武事務長
著者: 本誌編集室
所属機関:
ページ範囲:P.798 - P.798
文献購入ページに移動 京都南病院は,京都市の下町,市内でも低所得者の多い南部で,"医療にかかれない人に医療を"のスローガンの下に募金運動を行い,それを基盤にして昭和28年設立された病院である.そのため,地元に密着した医療を特徴とし,病院を運営する理事会にも地域住民が入っている.現在病床数256.病院活動の主なものを列挙すると,健康会会員への健康手帳の交付,12時間終夜透析,24時間救急応需,往診,訪問看護,早朝診療,また院内的には図書室の充実,院内誌の発行,各種機器の整備等々.
さて,話は前後するが,28年空いていた病院を借り受けて診療を始め一応軌道に乗せたものの,30年ごろよりかなりの赤字を出す状態が続いた.そのころ,ここに紹介する永井さんは,電気関係の会社を退職し,病気療養していたが,病気療養が縁で関係するようになった医療団体の職員として,この潰れそうな病院の世話にも関わっていた.その内,当時の事務長が行方不明になる騒ぎがあって,本格的に当院の事務長になった.
さて,話は前後するが,28年空いていた病院を借り受けて診療を始め一応軌道に乗せたものの,30年ごろよりかなりの赤字を出す状態が続いた.そのころ,ここに紹介する永井さんは,電気関係の会社を退職し,病気療養していたが,病気療養が縁で関係するようになった医療団体の職員として,この潰れそうな病院の世話にも関わっていた.その内,当時の事務長が行方不明になる騒ぎがあって,本格的に当院の事務長になった.
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