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研究と報告【投稿】
医療技術者の職業意識についての実証的研究—第1報 研究の概要と職業的特質
著者: 田尾雅夫1
所属機関: 1京都府立大学
ページ範囲:P.268 - P.271
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医療が医師の独壇場ではなく,看護婦をはじめ,様々の医療関係職種を動員し,彼らとの協働によらなければ十分な医療サービスを供給することはできなくなるのではないかと言われはじめて,すでに久しい.その後も新しい治療法や薬剤の開発,コンピュータなどによる診断法の革新,リハビリテーションのニーズの増大など,医療の世界全体の高度化,複雑化とともに,検査技師や療法士など,いわゆるパラメディカル・スタッフのすべてを巻き込んだチーム医療への要請は衰えるどころか強くなる一方である.
しかし,パラメディカル・スタッフ(あるいは医療技術者)については,その職業的な区分や概念が必ずしも明らかであるとは言えない.その重要性については,多方面から事あるごとに指摘されながらも,職業社会学的な視点からは,不鮮明な部分が多く残されているようである.
医療が医師の独壇場ではなく,看護婦をはじめ,様々の医療関係職種を動員し,彼らとの協働によらなければ十分な医療サービスを供給することはできなくなるのではないかと言われはじめて,すでに久しい.その後も新しい治療法や薬剤の開発,コンピュータなどによる診断法の革新,リハビリテーションのニーズの増大など,医療の世界全体の高度化,複雑化とともに,検査技師や療法士など,いわゆるパラメディカル・スタッフのすべてを巻き込んだチーム医療への要請は衰えるどころか強くなる一方である.
しかし,パラメディカル・スタッフ(あるいは医療技術者)については,その職業的な区分や概念が必ずしも明らかであるとは言えない.その重要性については,多方面から事あるごとに指摘されながらも,職業社会学的な視点からは,不鮮明な部分が多く残されているようである.
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