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急性期脳卒中の診療と研究に徹して20年—脳血管研究所付属美原記念病院
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ページ範囲:P.657 - P.662
文献購入ページに移動 財団法人脳血管研究所付属美原記念病院の創立は昭和39年8月であるから本年でちょうど20年目を迎えている.一昨年の6月創立者の美原博前院長を失い,現在荒木五郎院長が跡を継いでいる.その間,当院は急性期脳卒中の臨床研究のパイオニアとして,秋田脳研と並んで脳卒中診療の進歩に大きく寄与してきた.すなわち脳卒中患者の早期移送,全例に対する脳血管造影の施行,早期脳外科手術などによって,急性期脳卒中の臨床症状と病巣部位の関係,脳外科手術の適応などを確立してきた.
近年のCTの全国的普及,脳卒中患者の漸減などによって当院は,果たしてきた役割のピークを越えたとも思われるが,今なお急性期脳卒中専門の病院として地域の重症患者の早期治療からその後のケアまでを一手に担っている.
近年のCTの全国的普及,脳卒中患者の漸減などによって当院は,果たしてきた役割のピークを越えたとも思われるが,今なお急性期脳卒中専門の病院として地域の重症患者の早期治療からその後のケアまでを一手に担っている.
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